銀行カードローンと一口にいっても、実は大きく分けて2種類あることをご存じでしょうか。しかもそれは似たような名前をもっていながら、実態はまったく違うものなので、利用するときは注意しなければなりません。2種類のうちの一つは、普通の銀行カードローンのことです。これはそのまま銀行が運営しているカードローンという意味であり、これ以上でもこれ以下でもありません。
よく見聞きする金融機関のカードローンといえば、一般にはこちらを指しています。さてもう一つの種類は、銀行系カードローンと呼ばれるものです。これは名前がよく似ているので紛らわしいイメージを与えてしまいますが、こちらは銀行が経営するカードローンではなく、グループ企業に大手都市銀などがいる消費者金融のことです。グループ内に都銀など金融機関がいることから「系」という文字が使われていますが、実態は消費者金融なので間違えないようにしておきましょう。
さて、金融機関のカードローンと、金融機関系のカードローンでは、どんな違いがあるのでしょうか。大きな違いでいえば、金利と審査基準を挙げることができます。まず金融機関カードローンでは、金利は安いものの、審査基準は厳しく設定してあります。逆に金融機関系カードローンでは、金利は高く設定してありますが、審査基準は比較的緩くなっています。
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