FXを始める際に知っておきたいスプレッド

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FXは、外国為替証拠金取引ですから、各国の通貨を売買することで利益を得る投資です。従って、FXを始めるにあたっては通貨の売買に関する知識を知っておく必要があります。為替レートというのは、自分の国の通貨と、外国の通貨との交換比率のことを言います。但し、外国の通貨を買う場合と売る場合とでは、一般的にその交換比率は異なります。

例えば、日本円で米ドルを購入する場合には1ドル110円10銭であっても、米ドルを売って日本円を購入する場合には1ドル110円5銭などとなっています。この売る場合の値段と買う場合の値段の差額をスプレッドといいます。FXでは、何万通貨単位での取引を行うこともできますから、スプレッドも何万倍にも拡大されます。上の例では、1ドル、即ち1通貨単位で5銭のスプレッドがありましたから、1万ドルの取引を行うと5千円のスプレッドが発生します。

従って、日本円で米ドルを売って、その後に米ドルを売って日本円を買い戻す場合、その差額が5千円以上なければ、スプレッドによって損失が発生することになります。なお、スプレッドを決めるのは取引会社でも政府でもありません。経済指標や政策金利、或いはその国の政治状況などの影響を受けますが、これらの状況を判断材料として、売り手と買い手がいくらで売買したいかという需給バランスのもとに決まってくるものです。従って、FXで利益を得るためには、市場の動向を注意深く見守る必要があるのです。

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